悪玉コレステロールがプラークに発展するまでの流れを解説

悪玉コレステロールは

動脈硬化の原因になると言われていますが、

どうやって動脈硬化の原因になるか知っていますか?

 

漠然と血管に悪玉コレステロールがへばりついて

プラークになると思っていませんか?

 

実は違うんです。

いったいどういう流れでプラークになってしまうのでしょうか?

プラークは血管の「表面」ではなくて「内側」にできる!

動脈硬化の原因となるプラーク。

どういう流れでプラークが出来上がってしまうのか

イメージできるでしょうか?

 

なんとなく血管にコレステロールが溜まっていって・・・

というイメージではないですか?

 

実はそんな単純なものではなかったりします。

 

プラークは実は血管の表面ではなくて、

血管の「内側」にできてしまうんですね。

 

血管の構造って実は4つの層に分かれています。

外側から、「外膜、中膜、内膜、内皮」の4つです。

 

プラークというのは実は血管内皮の表面にできるんじゃなくて、

血管中膜と内膜の間にできちゃうんですね。

 

つまりはプラークは血液中に

直接接しているわけじゃなくて、

普段は内膜と内皮に覆われているんです。

 

血管内皮の働きが弱ると「悪玉コレステロール」が血管壁の内側へ侵入

それでは、

なんでプラークは血管内皮の表面じゃなくて、

内膜のほうでできてしまうんでしょうか?

 

それは、高脂血症はもちろん、糖尿病、高血圧などで、

血管内皮の働きが弱ることが原因だったりします。

 

血管内皮は、

血液中の成分がそう簡単には血管構造の内側へ入り込まないようにするための

バリア的な働きをしています。

 

なので、血管内皮が弱ると、

そのバリア機能も弱ってきてしまうんです。

 

もしくは、血管内皮が弱るどころか

剥がれてしまうこともあります。

 

そうすると、

血液中を流れている悪玉コレステロールが、

血管内膜の方まで侵入してきてしまうんです。

 

悪玉コレステロールを食べまくる「マクロファージ」がプラークの元に

ちなみに、悪玉コレステロールは

なぜ「悪玉」と呼ばれていると思いますか?

 

悪玉コレステロールは別に必ずしも悪いやつではないのです(笑)

 

だって、私達の血管を作ったり修復するために必要な

コレステロールを体中の血管に届ける働きをもっていますからね。

 

ではなぜ「悪玉」と呼ばれるのかというと、

マクロファージと呼ばれる白血球の一種の大好物だからです。

 

悪玉コレステロールは血管内膜に侵入すると、

活性酸素によって酸化されてしまいます。

 

その酸化した悪玉コレステロールを

マクロファージは際限なく食べまくってしまうのです。

マクロファージは「貪食細胞」って呼ばれていたりします。

 

ちなみにマクロファージは「血管内膜」に生息しています。

 

マクロファージが酸化した悪玉コレステロールを

どんどんと食べまくるとどうなるか?

 

満腹になりすぎて死んでしまうんです(笑)

そう、「中膜」と「内膜」の間で死んでしまうのです。

 

ちなみにマクロファージの亡骸は泡沫細胞と呼ばれたりします。

コレステロールを含んだ泡みたいな細胞ですね。

 

その泡沫細胞が集まったのがプラークなんですね。

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