血管ってどういう構造になっているの?

血管ってどういう構造になっているのか知っていますか?

 

なんとなくひと繋がりの管になっていると

思っている人も少なくないのではないでしょうか?

 

ここでは血管がどういう構造をしているのか

詳しくみていきましょう。

血管は4つの層でできている

血管というのは実は4つの層でできているんですね。

 

外側から「外膜、中膜、内膜、内皮」の4つです。

特に特徴的なのは「中膜」と「内皮」の2つです。

 

外膜と内膜は、

中膜を覆っているカバーみたいな感じに

とらえてもいいのではないかと思います。

 

そんなことを言うと

専門家から怒られてしまいそうですが(笑)

 

ちなみに「中膜」は4つの層の中でも

もっとも厚い組織です。

 

というのも平滑筋という、

血管を収縮したり弛緩するための

筋肉でできているからなんですね。

 

血管のメイン組織といってもいいと思います。

 

そして「内皮」なのですが、

中膜とは対照的に1番薄い組織になります。

 

血管内膜の表面に薄っすらと

貼られているのが内皮という感じでしょうか。

 

内皮はとても薄いのですが、

実は動脈硬化を予防するという観点からみると

最も重要度は高いんです。

 

内皮ってどんな働きをもっているんでしょうか?

 

血管内皮をキレイに保つのが超重要

血管内皮は大きく2つの働きをもっています。

 

まずひとつめ。

それは、悪玉コレステロールの内膜への侵入を

ガードするという働きです。

 

動脈硬化の直接の原因って

血管壁にプラークができてしまうことです。

 

あ、ちなみにプラークって血管の中の

内膜と中膜の間にできるんです。

血管内皮の表面とかではないんですよ。

 

悪玉コレステロールが内皮を突破して、

内膜内に入り、

マクロファージに食べられて泡沫細胞になって、

それが粥状硬化してプラークになるわけです。

 

ちなみにマクロファージは血管内膜に主に存在します。

血管内皮が重要だというのはだからこそなんですね。

 

血管内皮が傷ついたり剥がれたりしてしまうと、

そこから悪玉コレステロールが内膜に侵入してきて

プラークのもとになってしまいます。

 

そして、血管内皮のふたつめの働き。

それは、一酸化窒素(NO)を生産できるということです。

 

一酸化窒素っていうと有毒ガス的なイメージがあるんですが、

実は血液中ではいい働きをしてくれちゃうんです。

まあ適度な濃度であればという話しですが。。

 

例えば、血管を拡張する働きをもっています。

それによって血圧を下げることができるんですね。

 

また、血栓の原因にもなる血小板の凝集(平たく言えば固まっちゃうこと)を

抑制したり、マクロファージが増えすぎるのを抑制したりします。

 

そしてそして、抗酸化作用がとても強いので、

血液中の活性酸素を減らしてくれるという働きももっています。

いい感じじゃないですか?

 

事実、一酸化窒素は血流を良くすることができるので、

アスリートの間でも注目されているそうです。

 

動脈硬化の予防にももちろんいいので、

ぜひ血管内皮をキレイに保つということを意識してみてください。

 

ちなみに血管内皮は

中性脂肪が増えるとダメージを受けやすくなります。

 

中性脂肪を下げる方法を

こちらの記事でまとめているので

気になる人はチェックしてみてください。

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