VLDLってどんなもの?

中性脂肪やコレステロールについて

調べているとよく耳にする「VLDL」という言葉。

 

一体どんなものなんでしょうか?

VLDLを制するものは中性脂肪を制する!?

VLDLは肝臓で作られる!

VLDLというのは略文字で、

正式には「Very Low Density Lipoprotein」といいます。

超低比重リポタンパクってことです。

 

超低比重っていうのは簡単に言うと、

それほど密度が高くないよってことです。

 

イメージとしては「綿あめ」みたいな感じでしょうか?(笑)

ゆるゆるフワフワで密度がそれほど高くないですよね。

隙間がたくさんある感じです。

でもサイズは大きい。

 

そんなVLDLなんですが、一体何者なんでしょうか?

そもそも、VLDLはどこで発生するんでしょうか?

 

どこだと思いますか?

 

それは、肝臓です!

 

肝臓は私達の体を動かすためのエネルギー源である

糖質や脂質を扱う臓器です。

 

中性脂肪であるトリグリセリド(TG)や

コレステロール、グルコース、リン脂質などが集まっています。

 

食べ過ぎたりしてエネルギーが消費されずに余ると、

肝臓はそのエネルギーを中性脂肪にして、

体中の脂肪細胞に蓄えようとします。

 

そのときに作られるのがVLDLなんです。

 

余ったエネルギー源を体中に運ぶ方舟のような存在

中性脂肪やコレステロールって脂肪分なので、

そのままだと血液中に溶け込めません。

水と油ですからね。

 

そこで、肝臓は、

中性脂肪やコレステロール、リン脂質、アポたんぱく質を使って、

血液中に溶け込めるリポたんぱく質を作りだします。

 

それがVLDLなんですね!

 

リポたんぱく質というのは簡単にいうと、

脂質を内包した水溶性のたんぱく質みたいな感じでしょうか?

 

その、リポたんぱく質の状態だと、

血液に溶け込んで体中を移動できるようになります。

 

いわば、エネルギー源を体中に運ぶ方舟のような存在です。

トラックみたいな存在って表現されることもありますね。

 

VLDLは血液中を移動しながら、

脂肪細胞に中性脂肪を渡したり、

リポたんぱくリパーゼ(LPL)という酵素に中性脂肪を分解されたりします。

 

で、どんどん積み荷の中性脂肪が減っていきます。

 

悪玉コレステロールの元にもなるので注意!

VLDLの積み荷である中性脂肪が

どんどん減るとどうなるんでしょうか?

 

そう、だんだんサイズが小さくなってくるんです(笑)

そして密度も段々と高くなってきます。

成分と成分の隙間がだんだん詰まってくるイメージでしょうか?

 

すると、VLDLはIDLへと変化します。

IDLというのは「Intermediate Density Lipoprotein」の略ですね。

つまりは中間比重リポタンパクです。

 

で、IDLが肝性トリグリセリドリパーゼ(HTGL)によって

分解されるとLDLになります。

 

LDLというのは「Low Density Lipoprotein」の略です。

低比重リポたんぱく。

いわゆる「悪玉コレステロール」と呼ばれるものです!

 

VLDLの合成が多くなると

悪玉コレステロールが増えるので気をつけましょう!

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