糖尿病になると、なぜ、動脈硬化にもなりやすくなるのか?

動脈硬化というと、

コレステロールや中性脂肪ばかりに

目が行きがちですが、

 

実は糖尿病が動脈硬化をひきおこす

大きな原因になっていたりするんです。

 

糖尿病と動脈硬化はどういう繋がりがあるんでしょうか?

糖尿病は血管内皮をボロボロにする。。

糖尿病ってどういう病気だか知っていますか?

 

尿が甘くなるだけの病気ではありません(笑)

糖尿病って本当に尿が甘くなるんですよね。。

 

糖尿病の本当に恐ろしいのは、

「血管がボロボロになってしまう」ということなんです。

 

特に、血管内皮がボロボロになってしまいます。

 

血管内皮というのは、

血管を健康に保つために大切な

「一酸化窒素(NO)」を発生させている部分だったりします。

 

一酸化窒素というとなんか

体に悪そうなイメージがありますよね。

酸性雨の原因になったりとか。。

 

でも、実は血液の中では

とても良い働きをしてくれているんです。

 

一酸化窒素はとても抗酸化力が強いので

血液中の活性酸素を消去してくれるという働きを持っています。

 

糖尿病は、そんな一酸化窒素を発生させてくれる

血管内皮をボロボロにしてしまうんですね。

 

どうやってボロボロにするのかというと、

ずばり、「糖」でです(笑)

 

「糖とタンパク質」や「糖と脂質」って

組み合わさると「糖化(メイラード反応)」という

反応を引き起こします。

 

糖分ってなんかザラザラとしたイメージがありませんか?

 

黒砂糖とか茶色っぽくてザラザラとしてますよね。

実は、血糖値が高いと

血管の中でこの「糖化」が

起きやすくなってしまうんです。

 

つまりは血管内皮が

ザラザラのボロボロになってしまうというわけです。

 

ボロボロの血管内皮にはコレステロールが溜まりやすい!

血管内皮がボロボロのザラザラになってしまうと

どうなるんでしょうか?

 

まず、活性酸素を消去してくれる

一酸化窒素を生成することができなくなります。

 

すると当然のことながら

血液中の活性酸素が増えてきてしまいます。

 

もうひとつは、

血管内皮が剥がれてしまうことで、

悪玉コレステロールが

血管内膜に侵入しやすくなってしまうということ。

 

動脈硬化というのは

悪玉コレステロールが血管内膜に入り込んでしまい、

酸化して、

その酸化した悪玉コレステロールを

マクロファージという白血球の一種が食べまくってしまうことで、

起こりやすくなります。

 

満腹になったマクロファージさんは、

死んでしまうとその場に、

つまりは血管内膜に

コレステロールを残します。

迷惑な話しですが。。

 

そういうマクロファージさんがたくさん集まることで、

血管内膜はどんどん盛り上がります。

テンションが上がります。

いや、うそです(笑)

物理的に盛り上がるということですね。

 

で、血管内膜に溜まったコレステロールの塊(プラーク)が

なにかの拍子で破れたりすると、

血管に血栓ができて心筋梗塞などに至るというわけです。

 

恐ろしい話しです。。

 

血管内皮がボロボロになるということは、

つまりは動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールに対して

「丸腰」という状態にほかなりません。

 

血管内皮という「物理的なバリア」もないわけですし、

悪玉コレステロールを酸化させてしまう活性酸素を消去してくれる

「一酸化窒素」も作れないわけです。

 

そりゃあ、糖尿病になると動脈硬化になりやすくなりますよね。

 

動脈硬化になるメカニズムについて詳しく知りたい人は

こちらの記事をチェックしてみてください。

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